「ULTRA004」@スパイラルガーデン


エマージング・ディレクターズ・アートフェア 
「ULTRA004」

62 名の若手ディレクターがセレクトした作品が集結する
アートフェアの第4 回目




ディレクター、岡村 万里絵さんにより、作品が展示されます。
今年の夏に撮った作品も何点か出します。
お時間あったら是非お立ち寄りください。

期間:10/28(FRI)〜10/30(SUN)
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)


〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
TEL:03-3498-1171
時間:11:00〜20:00
入場無料


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ジプシーとテクノロジー

 アップルの設立者、スティーブ・ジョブズ氏が無くなった。
テクノロジーに夢を与えた偉大な人だ。
心から尊敬している。そして、ありがとう。
彼が残してくれた遺産を私たち人間はどこへ持っていくのだろう。

「ジプシー」と言えば、テクノロジーから離れた所で生きている
と思われがちだが、実際はそうでもない。
ジプシーは、新しいものが大好きだ。

新しいものが好きだからこそ、
新たな土地や風を求め、旅を続けたのだろうし、
新しいものを素直に取り入れてきたからこそ、
困難な時代も生き延びられたのだろう。

ジプシーは、お金があれば、まずオシャレ。
そしてテレビや携帯電話を買う。
もう少しお金があれば、車やパソコンも買う。
貯金よりも娯楽が優先する人が多い。
(言い切ると怒らるけど、言い切りたいくらい多い。)

しかし、彼らのすごい所は、新しいものは大好きだけど、
一度手にしたら「無くてはならない」わけではない所だ。
壊れて動かなくなったら、それまで。
どんなに不便でも、次に手に入るチャンスが来るまで、無いままだ。
無くなったけど、何か? 元に戻るだけの話し。
そんな彼らのたくましさは、「無くてはならない」と思い込んでいた
わたしの固定観念を吹っ飛ばしてくれる。

バランスもヘッタクレもない、ジプシー流のオシャレ。


憎めない。。。


たかが水、されど水

 水、、、。

ジプシーの居住区の外では蛇口をひねれば当たり前に出てくる水を

ここでは、いちいち汲んで運ばなくちゃいけない。



向かいで暮らす女の子。まだ、子ども。

こんな細い体で重たい水を何度も汲む。

雨の日だって、雪の日だって、、、。


わたしも今までは、「お客さん」だったから、

自分の必要な分だけ、汲めば良かった。

でも、今は家族の中に居候中。

産後のママには出来ないから、家族の分をわたしが汲まなくちゃいけない。

それだけで、一日分の体力が無くなってしまうんじゃないかと思うほど、

ハードで時間もかかる。

そりゃ、毎日お風呂なんて入れないし、洗濯だってできない。


ちょっとの水を大切に使う。

本当はいいことなんだろうね。


でも、やっぱり水道のありがたみをひしひしと感じでしまうのは、

楽に生きたいという自分勝手な欲望なのかな、、、。


先進国の良さとジプシー生活良さの中で

こころの中はあっち行ったり、こっち行ったりする日々が続いた。



引越し&旅

 2ヶ月ぶりの更新になってしまいました。

7月に引越し、(と言っても1駅ですが)して片付けもしないまま、

約1ヶ月、ルーマニアとトルコに行ってきました。


ちょうど夏休みで、子どもが従兄弟の家に1ヶ月遊びに行くというので、

今回は、一人旅。

1ヶ月も一人旅をするなんて、10数年ぶり。

2月の安い時期にチケットは取ったものの、

3.11以降、独りで日本を離れるのは、正直微妙な気持ちだった。

それでもやっぱり行ってしまうし、やっぱり行って良かったと思う。



ジプシーの村に着いて初日に携帯電話やらipod touchやらを現金やら、

あっさりなくなり、村では、現金も引き出せず、カードなど使える訳も無く、

ジプシーの中でジプシーするハメに、、、。


もう日本とも連絡つかないし、ここまでくるとある意味吹っ切れてしまう。


仕方ないので、ちょうど生後3日の赤ちゃんのいる家で、

人手が足りなかったので、子どもの世話や家事を手伝いながら、

ジプシーの家に居候生活。



生まれたての赤ちゃんは、真夏でも毛布で包んでぐるぐる巻きにする。

日本では考えられないけれども、紐で縛られて手足が動かなくなると、

赤ちゃんは落ち着くらしく、大人しくなる。

こうやって何世代にも渡って、たくさんの子どもを育てているんだなと

科学を外にあるジプシー文化をしみじみ感る。


しかし、日本のように便利な生活をしていないジプシーの女性は、

産後すぐに上の子供たちの世話や家事に追われて休む暇もない。

生活すること自体が大変な所では、

「産後2週間は、赤ちゃんより重たいものを持っちゃいけない。」

なんていう日本の常識は全く通用しないのだ。


素性も知らない、言葉もろくに話せない、外国人のわたしを家に置いて、

次から次へとまるで親戚のように遠慮なく、「手伝って!」と言う。

生まれたばかりの子どもを手渡して「ちょっと面倒見てて!」と外へ。

もし自分に子どもがいなかったら絶対無理だった。


他にも2歳の子どもの体を洗ったり、ご飯食べさせたり、

怒ったり、掃除したり、洗濯したり、、、。

ジプシーの村で、母親業ができるのは、一つの「手に職」のようなものだ。


そんなこんなで、わたしのリアルジプシー生活が始まった。


写真展@青山 Hermaphrodite−2


 "Hermaphrodite"エルマフロディットでの写真展


お店の素敵なインテリアとプロップスタイリストの
前田龍樹氏の演出で雰囲気のある写真展ができました。


「きのこが生えているイメージで」とのこと


お店のスタッフの方達の温かい協力もあって、
良い思い出に残る写真展です。


声をかけてくれたゆきえちゃん、店長の松本さんを始め、
ご協力してくれた方々、足を運んでくれた方々、
そして、龍ちゃん、ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします!

写真展@青山 Hermaphrodite

 6月11日(土)〜6月26日(日)まで
青山にある"Hermaphrodite"エルマフロディット店内にて
ジプシーの写真を展示しています。


テーマは「風」

今では様々な暮らしをしているジプシーも
放浪生活をしていた頃は、
風の吹かない屋内で寝たり、流れていない水に浸かることは、
魂が汚れるとされていたとか。

時には、そよ風のようにやさしく、
時には、台風のように烈しいジプシーの「風」を
感じて頂けたら幸いです。


今回もプロップスタイリストの前田龍樹氏によって、
演出してもらっていて、どんな空間になるのか楽しみです。

お近くに行かれた方は、是非覗いてみてください。

"Hermaphrodite"
エロマフロディット
Open 13:00〜20:00 Closed Monday
03-3486-6488





写真展@福島ー2


むかし栄えていた、ひなびた飲屋街にあるお店、quub。
こだわりのお酒やインテリア、無国籍なオリジナルメニュー。
地元の人がふらりとあつまってくる場所。
震災後、街は大手のチェーン店以外で開いている所は数少ない。
「郡山は人が減っちゃったからね〜。。。」
そんな中、いち早くお店をオープンさせて、
地元の食材を取り入れた料理や人との繋がりを大切にできる場所は、
そこで暮らす人々にとって心の支えとなっていた。


わたしが行った日は、イベント用にルーマニアの家庭料理を
アレンジしたメニュー、サルマーレやパパナシも。
サワークリームやスナックも手作り。

「ジプシーの写真と音楽で、楽しみたい。
自分も楽しみたいし、みんなにも楽しんでほしい。」
企画してくれた人は、そう話していた。


ジプシーの話、写真の話、旅の話、そして震災の話。
いつもは、あまり話せないわたしも、今回は自分なりに
たくさん話をした気がする。
集まってくれた人たちは、年齢もテンションも様々だったけど、
心の底から地元を活気づけたいと思っていることが、
ひしひしと伝わってくる。

閉店後、消耗したスタッフに気を使いつつも、なかなか帰らず、
楽しそうにしているみんなの顔をみていると、
来て良かったな、、、と心から思った。


翌日、写真展に来てくれた夫婦が暮らすいわきを訪れた。

「あの日以来、まだ沿岸部をちゃんと見に行っていないから、
良かったら一緒に行きませんか?
つらいけど、目に焼き付けておかないと、、、。」

と誘ってくれた。

地震、津波、原発事故。

テレビでさんざん見た光景も、実際そこで暮らす人達と一緒に
話しをしながら、見てまわると、
この惨事が物語る自分へのメッセージが明確になっていく。


「家が津波につかって、砂やがれきがすんごかったから、
どっかにお金ないかね〜と思ったけど無かったなぁ。」

「ボランティアの人があんまりにも一生懸命やってくれるからさ、
申し訳なくて、自分の家なのにトイレで煙草すってたよ〜。」

笑いながら話す。


「お父さん、津波にのまれちゃったけど、遺体が早くに見つかって、
本当にありがたかったよね。」

「受け入れていかないと仕方ないよね。」

「自然の力には勝てないけど、人の力で勇気づけられたからね。」

微笑みながら話す。

放射能さえなければね、、、みんなぽつりと言うけれど、
東電や政府への批判や愚痴は一言も出なかった。


苦しい現実の中でも、感謝の心とユーモアを忘れない。
いわきの人々の強さと温かさ。

写真を通して、人と出会って、繋がって。
やってて良かったなと思えた日々でした。

企画してくれたハニワさん、quubのともりさん、
いわきを案内してくれた、サトムさん、きくちゃん。
写真展にきてくれた方々、いわきで出会った方々。

かけがえのない時間をありがとう。
良いかたちで復興することを心より願っています。



写真展@福島

 3.11

あれから、2ヶ月が過ぎた
事態は変わらなくても、時間は過ぎて行く

「あらたな夢のかたち」はどう描けばいいのだろう
日本は今、大きなうねりの中をさすらっている

何を変えれば、何が変わるんだろう

気づくと、「変わらない自分」がそこにいた
「変わらない自分」も好きだけど、今は少し変えてみよう

「10」変わらなくても、「1」だけ

そんなことをおもいながら、福島で写真展をやります。

5月26日(木)〜5月31日(火)



福島県郡山市堂前町28-5
28日(土)と29日(日)は、quubにいます。
お近くの方は是非!

ジプシーにようこそ!

 ジプシーを通じて仲良くなった旅友、
たかのてるこさんの本が出版されました。

わたしとてるこさんの出会いも本の中で書かれています。

会社に勤めていながら、有給休暇を利用して旅を続け、
本を書いている、てるこさんのパワーは
何とも凄まじく、あやかりたいもの。
てるこさんに出会ってから、彼女がジプシーの村を旅して、
この本が出来上がるまで、約1年半。
ジプシーや世界、人生についても色々話した。
その中で彼女の言った言葉。

「その人がその人である大変さは、その人にしか分からないんだよ。」

毎日テレビやネットで見るたくさんの人、道ですれ違う人、
家族や友人、みんな外から見えない、
その人にしか分からない内面を抱えながら生きている。
理解を超える発言や行動の裏にも、
きっとその人にしか分からない、「大変さ」があるんだろう。

「人の心の中を旅するのも旅なんだ!」

本では、彼女が旅で出会ったジプシーと触れ合って
感じたことが、赤裸々に綴られている。
「どこまでも優しく、過激なまでにチャーミング」
でポジティブな、てるこさんとジプシー。
わたしには伝えられない、彼女ならではのジプシー像が
そこに描かれています。

彼女の生みの苦しみを近くで見ていただけに、
心から、出版おめでとう!&お疲れさま!


ジプシーを知っている人も知らない人も、
興味のある人もない人も、取りあえず、
てるこパワーで元気でます。

てるこさんの旅の番組「ジプシーに恋して」も
5/14(土)26:35〜28:05
フジテレビにて放送予定(関東地域)

写真展 @ SHOW ROOM "Junior Suite"ー2

 会場に来て下さった方々、ありがとうございました。
たくさんの素敵な出会いと、いい時間に感謝です。


空間演出家の前田龍樹くんが展示と演出をしてくれました。


キャンドルを提供してくれた、in effect designさん、
会場を盛り上げてくれた、tripちゃん、協力してくれた、
たくさんの方々、ありがとうございました。
そして、今後ともお世話になる Junior Suite のうっちー、龍ちゃん、
!!!お疲れさま&ありがとう!!!



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